この絵を見た時、新潮文庫の星新一の小説とイラストを思い出した。倒れた瓶とそこから注がれるワイン、柑橘系の果物の輪切り、高速で移動する電車と文房具、半身を覗かせるハンバーガー、トマト、使い勝手が悪いであろう持ち手の長いフライパンと目玉焼き、コーヒーカップ、腰をかける男児と女児。やたらと要素の多い、それでいて記号的でスタイリッシュな素晴らしいデザインのシャッターアートだと思う
撮影日:2019/05/19
場所:北海道札幌市西区二十四軒2条4丁目4-29
現存しているか:ない
備考:会社が廃業したのか、事務所を移動したのかは定かではないが、シャッターに関しては確実にこのデザインではなくなってしまっていた